ラウンジでバイトした体験談。気付けばベテランと呼ばれていた私が全て暴露します。

後藤ユミ

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はじめまして。ラウンジドットコムで編集者をしている後藤ユミです。
ラウンジでずっと働いていましたが、紹介してくれた人が「経験を活かしてウチでライターにならない?」と誘ってくれたおかげで、今は夜を引退してオペレーター兼ライターとして働いています!

19歳から会員制ラウンジで働いて気付けばアラサー。昔を思い出しながらバイトの体験談を暴露していこうと思います。ありのままのラウンジを知ってほしいです。

まずは私がラウンジでバイトを始めた頃のお話。そしてラウンジに慣れてきてからあったこと、そして辞める間際の知識。辞めてから思うラウンジについてをつらつら語ってみます。
いつもはバカっぽい文章って言われるけど今日は真面目モードです!

私、ラウンジ始めました。

レトルフにスカウトされました

当時大学生だった私、19歳になって学生生活にも慣れてきた頃でした。道を歩いていると声をかけられたんです。何を話したかはもう覚えていないですけど、とりあえず行ってみるかって気分でした。特に怖さを感じることもなくお店に遊びに行ったのを覚えています。

お店に行くと働いてほしいというお話。当時はラウンジってそんなにメジャーじゃなかった。ネットで調べても情報が少ないんですよね。でも、稼げるって聞いたら心は揺れました。やっぱり好きなもの買いたかったし、稼げるならいっかって。画像みたいに札束見せられてるような気分でした(笑)
そうして私は西麻布のレトルフで働くことに。ここからラウンジ嬢としての生活が始まりました。

ラウンジでバイトして変わったこと

まずは生活リズムが変わりました。働いてみて楽しかったし、スタッフや女の子もすごく仲良くなった。学生生活よりもお金持ちのおじさんと飲んで騒いで美味しいご飯食べに行くほうが楽しかったんですよね。周りも楽しいから働いてる子ばかり。そうして夜型の生活にシフトしました。
若い女の子には刺激が強い世界。お金も貰えるし可愛い友達がたくさん出来るから。

今思い返すとわかりやすいくらい持ち物が変わっていったと思います。バッグやコートも背伸びして買っちゃって。大学の友達は時間も合わないし、疎遠になった人も多いです。大学生の男の子に興味もわかなくなったので、よくいる勘違いしたお高い女になっていたと思います(笑)
ちなみにそれでも大学にはきちんと行ってました。後悔しないように学校は行った方がいいよとアドバイス。

狂い始めた金銭感覚

そうして働いているうちに金銭感覚がおかしなことに。ふらっと友達と海外旅行に行ったり、高級レストランで友達とディナーなんて普通じゃないですよね。
そんな生活が当たり前になってくると性格も歪み始めたように思います。

「もっと稼ぎたい」

そんな気持ちが芽生えるようになりました。マネージャーにも言い続けるように。そうしてとうとう私は時給が良い店に行くことを決意しました。
あの時はスタッフにボロボロに言われましたね。「絶対にそっちは向いてない」「裏切り者」って。
でも、当時の私は「こんなに頑張ってるのに給料上げないのが悪くない?」って聞く耳持たず。そのままチケッツに体入に行って、次の日には本入してました。
稼ぎが1.5倍以上になったので大満足。そこが新天地の「恵比寿・38℃」でした

店を変えてからの私は。

何度も高級車に乗りました

サンパチで働いてチケッツへ

金の亡者って怖いですよね。38℃(サンパチ)で働いているときもお金のことだけを真面目に考え続けていました。バックシステムを聞いて何が一番稼げるかって考えて…。バック(インセンティブ)を見ると予約を自分で取ることが稼ぐ手段。予約もないのに指名してくるな!そんな気持ちで働いていた私はキャバ嬢そのものだったように思います。

恵比寿は芸能人も多い街。特に38℃は多かったなと思います。芸能人相手にすることもこの頃にはすっかり慣れていました。私は飲むことが好きだったので毎日飲んだくれ。芸能人相手だろうがお酒の場を楽しみ続けていました。
芸能人だからって謙遜するより、遊びに来たならとことん飲もうよ!と普通に接することが気に入られるコツだと思う。飲み会とか結構呼んでもらえるようになった。

そうして中堅ラウンジ嬢はさらにスレました。「まだ稼ぎたい」って思うんですよね。一度知った世界はもう離れられない。私は時給がもっと貰えるって聞いたチケッツにふらっと移籍。働き方は以前と変わらずお金のことを考えてずっと働いていました。

とうとう身体を壊します

小計バックがあるお店はボトルを開けるかショットを大量に頼むと稼げます。私は飲める方だし、あの時は馬鹿みたいに飲んでました。酔っ払って楽しくなるとアフターもホイホイついていくタイプ。何回か持ち帰られたこともあります。別にいいやって思った相手というのもあるんですけど(笑)

その頃は月100万以上稼いだ月もありました。全額日払いだったからいくら稼いだかを毎日記録してました。お金を使いたいというより増えるお金が楽しみだった頃。毎日の金額に一喜一憂する。そんな生活。

…そんな生活を続けてたら身体壊しちゃいました。原因はストレスとお酒。十二指腸潰瘍で入院。絶飲絶食の上に激痛。。。あの時は本当に参っちゃいました。お店にはしばらく出勤できないと伝えてフェードアウト。心配されてお見舞いとか来られても嫌だったし。しばらくは療養してた。

ベテラン復帰から引退まで。

レジテッドでリハビリ勤務

退院してからは特に働かないで友だちと遊ぶだけの生活をしてたけど、そろそろ働くかと思ってレジテッドに入店。
結局ラウンジにするのかよ!って話だけど、私はラウンジが楽しかったし稼げるからラウンジが良かった。レジにした理由は友達も何人かいたから!そして、その時のスカウトがレジテッドにあまり飲ませすぎないでほしいと交渉してくれた。ノンアルコール対応にしてくれる日もあって本当に働きやすかったです。

レジはドリンクバックが高額だったから指名のお客さん相手に杯数を飲ませることに注力。もちろん私も飲めるから飲むけど、昔ほど無茶はしなくなったと思います。それでも月60〜70万はコンスタントに稼いでました。

気付けばアラサーで引退のとき

そうしてゆるゆる働いてたけど、19歳だった私がいつの間にかお客さんにもプロと呼ばれるアラサーのベテランとなってた。
この頃には貪欲にお金を稼ぎたいとは思っていませんでした。飲むことが好きだし、友達がいるから働いてる。たまにいる好みのお客さんにちょっかいかけて恋愛をする。ただずっとダラダラと働いていました。

そしたら今の会社に声をかけてもらって今の会社に入社したんです。
「秘書として働かない?」なんて社長に声をかけられたり、普通に働いてよと誘っていただいたりもしたのですが、結局この会社にしました。

何年も付き合いがある会社だし、何より担当スカウトにはさんざん迷惑をかけたから。酔って呼び出したり、泣きながら電話したり本当メッチャクチャ(笑)

でも、そんな私をずっと見守ってくれて、たまには厳しいことも言われて。昔を振り返ると感謝できます。「そんなこと思うようになったの?!」とバカにされたけど。長年の付き合いでお互いに知ってるからこの会社で働きました。金の亡者だった私が水商売を引退するとは思いませんでした。今は結婚に焦っているので婚活頑張ってます(笑)

ラウンジの実態って。

大変だった”現実”

会員制ラウンジってなんなんだろう。私はライトな水商売だと思ってます。遊びに来たお客さんを接客して楽しませるお仕事。少し違うのは立地もあってお客さんはお金持ちばかり。

お金持ちって女の子をお金で買えると思ってる節があるんですよね。何度も愛人を持ちかけられたこともありますし、ダイレクトに「○○円でどう?」みたいな話もされたことあります。慣れるまでは凄くストレスだと思う。
あとは酔っ払って持ち帰られることも何度もありました。自制して飲めない自分が悪いんだなって思いましたけど、男性って一度そういうことになると面倒。飽きて他に行ってくれたら良いんだけど、そうならないケースも多かったです。これも慣れるとかなり回避できるようになりました。

そう考えるとラウンジって慣れるまではストレス溜まることが多いと思います。特にお金でどうこうしようとしてくる人は大変かも。接客中にセクハラしてくる人も多いし。それ以外は普通の水商売って感じです。連絡返さなくて良かったり、逆に女の子からお客さんにNGを出すことも出来るからかなり楽な部類だと思う。

あと、こんな感じになるのは私がお客さんを引っ張ってお金にしようとし続けてたからだと思います。お客さんだって期待するじゃないですか。それで失敗すると良くない結果に終わったりする。でも、普通に塩対応してたらお客さんもつまらないのでグイグイ来ることも少ないと思います。結局は働き方次第だと思う。

ラウンジの女たち

ラウンジでバイトしてる女の子って本当に様々です。お小遣い稼ぎの子もいれば私みたいなお金一辺倒の女の子もいます。愛人になるためになんて女の子もたくさんいました。
そんな中で仲良くなるのは似たような女の子たちです。私は経験が長い仕事として割り切ってる女の子の友達ばかり。でも、ラウンジで繋がった女の子の友達って仲良くなれるから楽しいです。愚痴もあればゲスい話で盛り上がったりも出来る。未だに働いてるラウンジ友達とご飯に行く機会は多いです!

ラウンジで働いて良かったこと

何よりは稼げる仕事。週4回出れば30万円は確実に稼げます。ダラダラ働いてても生活できるくらいの収入になるのはラウンジのバイトだからだと思う。本気で働いてる可愛い女の子は年収1000万以上を当たり前のように稼いでるような世界。やっぱり稼げるのが一番のメリットです。

あとは友達ができること。これは本当に良かった。同じ席に一緒につくとそれだけで後から話すキッカケになるよね。それで友達が自然と増えました。インスタの女子会とか見てると大体ラウンジの女の子たちってわかる写真ありませんか?誕生日会とかやっぱり派手にやりますもん。結婚できなさそうな女たちってうるさいよねホント(笑)

ラウンジ嬢の恋愛

あとは、普通に恋愛が出来ます。お客さんと?!なんて思うかもしれませんが、ラウンジでは当たり前のようにある話です。友達がお客さんと結婚したから結婚式にも行ったこともある!

大多数の男性は女の子に飲ませて口説くおじさま方って感じだけど、めちゃめちゃモテる人がたまに混ざってるんです。そういう人は一緒にいて楽しくて楽しくて。自分じゃなくて女の子を楽しませてくれるんです。そんな人は他の女の子にもモテるから本命になるのは難しいけど…。

たまに来る接待で連れて来られた系はアツい。真面目な人も結構います。そういう人とは恋愛に発展しがちかも。総じてお金持ってるんだから私達としては文句ない!そんなことが当たり前のようにあるのがラウンジのアルバイトです。

もちろん真面目な子はアフターなんかに流されずに送りで帰ってる!本当に働き方次第で変わるのがラウンジです。私は長く働いたラウンジ嬢の場合、ってケースだと思います。

まとめ

結局ラウンジは自分がどう働くかで悩みもガラッと変わると思う。真面目に取り組みすぎると精神的にしんどくなるから、ゆるく働くのが一番だと思います。

金銭感覚は間違いなく狂うし、考え方もガラッと変わるけど私は後悔していません。普通じゃ出来ない経験もたくさんしたし、いろいろな人と仲良くなれました。

私は働いていて楽しかったし、悪い仕事じゃないと思います。よくあるグレーな話は自分がガツガツしなければそんなにない話。そもそもお店は水上げされたくないわけだし、嫌なことがあって辞められるのを嫌がります。だからお店が守ってくれるのもラウンジの良いところ。

私が知るラウンジについてでした。


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