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とにかく早くお金を稼ぎたい！と思って、高時給が狙えそうな銀座の高級クラブの面接を受ける女の子はたくさんいます。
でも、実は効率よくナイトワークでお金を稼ぎたい女の子に高級クラブはあまりおすすめできません。
1.持ち客なしで高級クラブに入店すると「ゼロヘル」からのスタート
基本的に銀座の高級クラブでは、自分を本指名（銀座では“係“または“担当“といいます）するお客さんがいない限り、持ち客なしのヘルプ係＝ゼロヘルとして働くことになります。
高級クラブは永久指名の係制なので、お店でどんなに先輩キャストやママのお客さんに気に入られても自分の指名客にはなりません。
キャバクラだとフリーになる枝客も、高級クラブではすべて係のお客さん扱いなので、同伴してもアフターに行っても自分のお客さんになることはなく、すべて係であるホステスの売り上げになります。
そのため、銀座の高級クラブで働くホステスはだいたい数年単位でお店を移籍して、古巣で自分を気に入ってくれていたお客さんを呼ぶことでやっと自分の係にするのです。
ゼロヘルの状態で高級クラブに入店してどんなに頑張って同伴や集客をがんばったとしても自分の売上にすることは難しく、一気に時給が上がったりバックで稼ぐことは難しいでしょう。
銀座はコツコツ自分を気に入ってくれるお客さんを増やして、移籍して雪だるま式に係を増やして売上やお給料を上げていくケースが正攻法とされているので、短期間で一気に売れて大金を手にするのはなかなか困難です。
短期間で高時給高バックを狙うのであれば、高級クラブよりもキャバクラやラウンジの方が向いているといえますね。
2.高級クラブは日給が高くても出費が多い
日給3〜4万円という言葉に釣られて銀座の高級クラブに入店する女の子が多いのですが、銀座はイベントごとを大切にするので何かと出費がかさみます。
バレンタインやお客さんの誕生日はもちろん、クリスマスやお店の周年などにお客さんへプレゼントを送ることが多いです。
それに加えて、ドレスの新調日（必ず新しいドレスで出勤しなければいけない日のことで、休んだら罰金のお店も）があるお店は毎月1〜3万円程度のドレス代がかかります。
あとは毎日のヘアセット代。銀座のセットサロンは一番安いところでも1,500円はかかるので、フル出勤したら30,000円かかる計算になりますね。
また、キャバクラやラウンジに比べると銀座は勤怠と同伴ノルマが厳しいので、罰金を取られてしまう可能性も高いです。
銀座のクラブはコツコツ頑張って少しずつ安定した売上を立てられる人には向いていますが、短期間で高収入を狙う人はキャバクラやラウンジの方が向いていると思います！
夜職の中でも「経験者向け」の仕事として挙げられる「高級クラブ」
会員制ラウンジやキャバクラと違い、お客様がゼロの状態から働くと初めは稼ぎにくい。
もちろん、お客様を掴めば波に乗て、稼ぎやすさがどんどん上がります。
最近では「ヘルプを頑張っただけ稼げるお店」も増えてきたのでお店選びが稼ぎやすさの鍵になります。
