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実際に働いている女の子のクチコミを知りたいという希望を叶える特集「実録ラウンジ嬢のホンネ」特集。この企画も3人目となりました。
今回のホンネは「会員制ラウンジであったお酒の失敗談」。プロの女の子たちもお酒で失敗することがあるようです。
寄稿者は完全未経験から友だちの紹介でラウンジで働き始めたパンダさん。ラウンジで働きながらも飾らないと評判だった彼女の失敗談は気になります。
それでは、今回のホンネについて見てみましょう！
実録ラウンジ嬢！会員制ラウンジであったお酒の失敗談！
ラウンジで働いていた頃のお話。
俳優がお店にやってきた！
その日は割とお店が混んでいて出勤してからほとんど待機の時間もなく、いろんな席に着いていました。
元々お酒があまり強くない私は、前半で飛ばすと閉店の頃にはベロベロになってしまうので、抑え抑え飲むようにはしていたのですが、席数が多くなると当たり前に飲む量も増えます。
(今日はこのペースで飲み続けたら帰る頃にはやばそうだからちょっとこの後抑えよう…)
と思っていた時に、新しいお部屋に呼んでいただきました。
部屋に入って席を指示されて座ってから私は気づいたのです。今、私の隣にいらっしゃるお客様は、一時期大好きだった某イケメン俳優さんではないか！！！！！と。
もちろんこちらはお仕事中ですし、あちらはお客様ですので、顔に出したり態度を変えたりするようなことはしませんが、すでにいつもよりお酒が入っていた事もあり、私の脳内はカーニバル状態でした(笑)
(うっひょ～このまま長いことこの席に居られますように～♡)
なんて思いながら、レモンサワーを頼んだのです。
この後、悲劇が待っているとも知らずに…
あれ？もしかして飲み席？
みんなで楽しくカラオケをしたり、ワイワイお話を楽しんでいたのですが、まあペースが早い！そしてお酒が強い！そして、お連れ様に着いている女の子を見て思ったのです。全員お酒強い子達だな…？
皆さんのテンションはどんどん高くなっていき、テキーラや、あまり聞き馴染みのないお酒を休む間も無く頼まれていきました。
そして、ついに、その時が来たのです。
お連れ様がまたもや聞き馴染みのないお酒を女の子含めた人数分頼まれました。数分後ボーイさんが運んできたお酒を見て驚愕。
なんと！！！ショットグラスに入ったお酒に！！！火がついているではないか！！！
酒と火の組み合わせなんてアルコールランプでしか見たことがありません…
そしてもれなくわたしの前にもその揺れる炎が置かれました。
まわりの女の子も私がお酒が強くないことを知っていたので心配そうな目で見ておりました。
恐らくこの時ばかりは顔に出ていたと思います。
(え、私今からアルコールランプ飲むの？え、まじ？みんな飲むの？絶対やばいやつじゃん。見ただけでわかるじゃん。でも待って。隣にいるのはあんなに好きだったあの方。もう二度と会えないかもしれない。逃げていいの？テンション下げさせていいの？いやー、でもだめだ。まだあと2時間もある。これ飲んだら勤務不可能だ。逃げよう…)
この長い長い葛藤の末(恐らく時間にして15秒)トイレに行くふりをして出ようとしたその時、
某イケメン俳優「え、飲まないの？」
私「え？！いやいや、そんなわけ！」
「「「乾杯～～～～！！！！！」」」
飲んだーーーーーーー！！！！！！
私飲んだーーーーーー！！！！
お父さんお母さん今までありがとうーー！！
※正直死を覚悟して飲んだので、どのようにして飲んだか覚えていませんが、恐らくストローが用意されていて火を消してから安全に飲みました。
―――後編へ続く
筆者：パンダ
編集後記
お酒が弱いパンダさん。大好きなイケメン俳優の前では無力でした。火がつくお酒なんて恐ろしい代物を飲んだパンダさんはどうなってしまうのか…。
後半はその後の光景を語ってもらいます。
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